「iPhone 3Gを持っている人は別人種」──絶対の自信を見せた孫正義

まったくもって同感です。
iPhone 3Gは僕のライフスタイルにベストマッチ
暇な時間はほとんどずっと稼働してるし
こんなに長いこと触ってて飽きないおもちゃはPC以来かも
どんどん育って行くであろう将来も楽しみで
確かに生活レベルが一個上がったと思う
久々にいい買い物をした。
インターネットが次の次元に突入したのを感じる。
本当に強烈な端末だと思う。

iPhone 3Gがかわいくてしょうがない」
Photo 自分のiPhone 3Gを使った業務スタイルを披露する孫社長

 孫氏はiPhone 3Gのすばらしさを「iPhoneを持っている人と持っていない人では、人生の速度が変わるといっていい。別人種といってもいいくらいの違いがこれから出てくる。本当に(iPhoneを)持ってみてよかったと思う。これまで使った携帯電話の中で一番面白い。もうかわいくてしょうがない。つい楽しんでしまうので、時間が1日24時間では足りないくらいだ」と表現した。

 そして、iPhone 3Gが他の携帯電話ともっとも決定的に違うのが「Max OS X」ベースのOSを搭載しており、OSを更新できるため、陳腐化しない点だと力説した。「今後iPhoneに似たハードウェアやソフトウェアなどはいろいろな会社からたくさん出てくるが、iPhoneは買ったあとでも、どこかの時点でOSを進化させると言うときに、バージョンアップができる。同じハードでも別のiPhoneに進化するのだ。携帯電話は一回出荷すると、ソフトにバグが見つかっただけでもリコールしてソフトを書き換えないといけない時期もあったが、iPhoneにはそれがない。OSそのものが劇的な進化をしていく」(孫氏)

 また無線LANを標準装備する点も大きな魅力だと話した。3Gのいつでもどこでもつながるネットワークに加えて、より高速な無線LANへの接続が、1回設定するだけで可能になるため、非常に快適に使える。また、欧米のビジネスマンはみなBlackBerryを使っているが、これは会社の業務用E メールサーバとセキュアにつながるからだと話し、「iPhoneもExchangeサーバなどとセキュアに自動連動する機能を備える。今までの日本のケータイでは、ほとんどそれ(Eメールサーバとのセキュアな接続)ができず、業務用のメールは読むことができなかったが、iPhoneなら可能だ」と、企業で iPhoneを導入するメリットにも言及。「出張に行くにもPCがいらなくなる」(孫氏)と、冒頭で話した自身の体験を交えながら、iPhoneだけでもかなりの仕事ができることを詳細に説明した。

 AppStoreという、「新しいアプリが毎日のように増えていく」(孫氏)世界共通のプラットフォームがある点も「強烈にすごい」と孫氏は言う。ニンテンドーDSPSPなどのポータブルゲーム機を引き合いに出し、iPhone 3Gが3日間で100万台売れたときに、AppStoreでは1000万を超えるダウンロードがあったことに触れ「ゲーム専用機のソフト購入率は1台あたり1.x本から2本程度。しかしiPhone 3Gは1台あたり10本アプリをダウンロードしている。AppStoreには無料や100円や200円といった低価格なものも多く、ゲーム専用機のソフトにはなかった値付け。しかもお店に行かなくてもタッチ一発で購入できる。腹を抱えて笑うとか、楽しむとか、すごく便利なソフトとかが続々と出てくる」と iPhoneならではのアプリの魅力もアピールした。

 アクセサリーや周辺機器といった、携帯電話にはストラップや変換ケーブルくらいしかなかった商材が数千点も用意されているところもiPhoneの特徴だと話し、「私もiPhoneに大きなスピーカーをつないで部屋中に響き渡る音で楽しんでいる。何千曲もの音楽を常に持ち歩き、車の中でも家でも楽しめる。最近は何年も自分でCDを買っておらず、音楽も聴いていないという余裕のない日常だったが、iPhoneでは音楽を聴きながら車の中でメールを見たりできる。本当に人生観が変わった」と、とにかくとことん楽しんでいる様子だ。