ダライ・ラマ14世


生きてるうちに一度は会ってみたい人は数いれど
この人に会ってみたいと思ってはや10年近く
この人は今は中国にされてしまった亡国チベットの正式な法王で
チベット仏教のトップに立つこの人。
宗教の指導者ってのは大体怪しいとこがあるもんだけど
この人だけ本物だと言える。


長年の数々の平和の為の活動が認められてノーベル平和賞受賞者。
政界の権力者とか他の宗教指導者や科学者や芸術家とも積極的に交流し、
常に仏教の立場から冴えた意見を話す。
僕なんかのイメージでは当たり前のことをとっても当たり前に言える人なんだよね
こういう人ってなかなかいない。いつもはっと気づかされる。


いつだったか聞いた話で
日本に法王が来たときに
日本の学生が法王に質問をしました。


学生:「あなたは地球環境のために具体的になにかしていることはありますか?」
法王:「私は使わない電気はなるべく消すようにしています。」


うーんこんな偉い人がやってることにしては当たり前過ぎてびっくり、
でも意識しないとなかなか出来きないよね。
よく考えると偉そうなことガタガタ言う前に電気位ちゃんと消しましょうって
メッセージが伝わってくる。アドリブにしてはシンプルにして完璧なお答え。


こんな偉くて重いもの背負ってる人なのに
空気は清浄で軽いんだよな。


はっきり言って会ったところで話すこととかないけど
同じ空気吸ってみたいというか
多分空間共有するだけでもありがたい存在なのではないでしょうか。